- SEOにおける検索意図の重要性が知りたい
- SEOの検索意図を考える方法を知りたい
- 検索意図の理解に便利なツールが知りたい
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- SEOにおける検索意図の重要性とは
- 検索意図の調べ方
- 検索意図を通したSEOライティングの方法
本記事では「SEO対策に不可欠な検索意図について」を徹底紹介。
読み終えれば、あなたもさらに読者目線に寄り添った記事が書けるようになりますよ。
執筆者紹介
アフィラ(@afilasite)
ブロガー歴5年の筆者が、ブログを伸ばすために大切な検索意図について丁寧に解説します。
目次
SEOの検索意図が重要な理由とは
SEOの検索意図が重要な理由は、主に下記の2点です。
- Googleが提唱している
- 読者に響く記事が書ける
検索意図とはその名の通り、「読者が検索する気持ちや感情」のことです。
ここでは2つの理由について、それぞれ紹介していきますね。
①Googleが提唱している
SEOの検索意図が重要な理由①は、「Googleが提唱しているから」です。
多くの人が情報を検索する検索エンジンのGoogleも、検索意図を考えるべしと言っています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
「ユーザーの利便性を第一に考えています」という言葉にあるように、とにかく読者ファーーストに意識を追求すること。
つまり検索意図を踏まえて読者に寄り添った記事こそ、SEOで評価される記事となるのです。
②読者に響く記事が書ける
SEOの検索意図が重要な理由②は、「読者に響く記事が書けるから」です。
ブログ記事は常に読者の悩みを解決することが求められています。
それによって、下記のようなメリットも生まれてくるのです。
- 読者が増える
- 読者の満足度が高まる
- 商品を買われるチャンスが増える
このような感じで検索意図の理解はブログの明暗を分ける重要なポイント。
ブログで集客したり稼いでいくためにも、絶対に意識しておきましょう。
SEOにおける検索意図の調べ方
SEOにおける検索意図の調べ方について、解説していきます。
- 検索結果から調べる
- 競合記事の見出しから調べる
- ツールを利用して調べる
3つの方法について深掘りしていきますね。
①検索結果から調べる
SEOにおける検索意図の調べ方①は、「検索結果から調べること」です。
Googleをはじめ、検索エンジンの検索結果は検索意図に沿ったものから順に並んでいます。
なので下記のような点に注目すれば、検索意図の理解にも繋がりますよ。
- 読まれやすい記事タイプ
- 多くの読者が知りたい内容
- 記事タイトルで伝えたいこと
例えば『コンビニ』で検索した時、一番上には最寄りのコンビニが表示されますよね。
これは「今いる場所から一番近いコンビニに行きたい」と、考える人の検索意図を掴んだものです。
検索結果をザっと見るだけでも、読者のニーズを理解することは十分可能です。
②競合記事の見出しから調べる
SEOにおける検索意図の調べ方②は、「競合記事の見出しから調べること」です。
キーワードを検索して、上位表示された記事の見出しをチェックします。
ここで確認しておきべきは、下記のような観点ですね。
競合記事のタイトルだけを見るよりも深い検索意図の理解に繋がるため、最低でも上位5記事は確認してみましょう。
自分の考えていなかった見出しの内容があれば、それも含めて参考にすればニーズに沿った記事が書きやすいですよ。
③ツールを利用して調べる
SEOにおける検索意図の調べ方③は、「ツールを利用して調べること」です。
ツールを使って調べることのメリットは下記のような感じ。
- 多くの情報が分かる
- 検索意図が導き出しやすい
- 読者の検索意図を具体的にイメージできる
書きたいキーワードごとに健在的・潜在的双方のニーズを理解できるのはかなり大きいですね。
検索意図を把握する際におすすめの無料ツールについては、次の項目で紹介します。
SEOの検索意図を調べるツール3選
SEOの検索意図を調べる際に便利なツールを確認していきましょう。
上記3つは筆者も使っており、検索意図を把握する上での必須ツールなので活用しましょう。
それでは1つずつ解説していきます。
検索意図ツール①:Yahoo!知恵袋
検索意図を調べるツール①は、「Yahoo!知恵袋」です。
普段から何気なく使っている方も多いと思いますが、質問として読者の深い悩みが書かれている場合が多くとても便利。
自分で考えても浮かばなかった、読者ならではの悩みを引き出せるチャンスです。
Yahoo!知恵袋で読者の潜在的な検索意図を見つけよう
検索意図ツール②:ラッコキーワード
検索意図を調べるツール②は、「ラッコキーワード」です。
関連したキーワードが表示されるため、読者の知りたい情報をより掘り下げて分析できます。
例えば『ブログ』で検索してみると、関連語は下記の通り。
ブログと一言でまとめても多くの悩みが推測されるため、表示されらキーワードも含めて記事を書くのがおすすめです。
検索意図の方向性を確認するには、もってこいのツールと言えますね。
検索意図ツール③:ウーバーサジェスト
検索意図を調べるツール③は、「ウーバーサジェスト」です。
調べたキーワードの検索ボリュームが多い順に表示されていくため、検索意図に近いものがどれか判断しやすいのが特徴。
例えば『ブログ 稼ぐ』で調べてみると、下記のような結果が表示されました。
ブログで稼ぐと言っても、稼ぐ仕組みや方法などいろんな悩みを持っていることが分かります。
ボリュームが多いだけ悩みを持つ人が多い証拠なため、検索意図のイメージがつきやすいですよ。
SEOにおける検索意図4つの分類
SEOにおける検索意図は下記の4つに分類できます。
- Knowクエリ(知りたい)
- Goクエリ(行きたい)
- Doクエリ(したい)
- Buyクエリ(買いたい)
検索意図の理解をより深め、適切な分析を行うためにも1つずつ確認していきましょう。
検索意図の分類①:Knowクエリ
検索意図の分類①は、「Knowクエリ」です。
あるキーワードについて知りたいという気持ちを表したものになります。
まだ具体的な悩みが浮かんでいない状態のため、『トルコ料理』のように一語で検索されることがほとんどですね。
すると「トルコ料理とはどんなものか?」といった記事が上位に出てきます。
Knowクエリは読者も「とりあえず検索した」段階
検索意図の分類②:Goクエリ
検索意図の分類②は、「Goクエリ」です。
あるキーワードについて行きたいという気持ちを表したものになります。
『トルコ料理 東京』のように、読者が具体的に行動したいという気持ちの表れが出てきやすいですね。
この場合は「東京でおすすめのトルコ料理店」が上位に出てきます。
Goクエリは読者の行きたい気持ちを表したもの
検索意図の分類③:Doクエリ
検索意図の分類③は、「Doクエリ」です。
あるキーワードについて、やってみたいという気持ちを表したものになります。
明確にやりたいことが決まった状態のため、『トルコ料理 作り方』のように具体的な悩みが多いです。
すると「トルコ料理のレシピ」がまとめられた記事が上位に出てきます。
Doクエリは読者のやってみたい気持ちを表したもの
検索意図の分類④:Buyクエリ
検索意図の分類④は、「Buyクエリ」です。
あるキーワードについて買いたいという気持ちを表したものになります。
『トルコ料理 食材』のように、読者の購入したいという思いに直結したキーワードが多いです。
この場合は「トルコ食品の通販サイト」が上位に表示されますね。
Buyクエリは読者の買いたい気持ちを表したもの
検索意図を通したSEOライティング4STEP
検索意図を通したSEOライティングの手順を4STEPでまとめていきます。
- キーワード選定をする
- 読者のニーズを考える
- 見出しを決める
- 記事作成を行う
この流れで記事作成に取り組めば、あなたも読者を惹きつける記事が書けるようになりますよ。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
STEP1:キーワード選定をする
検索意図を通したSEOライティングのSTEP1は、「キーワード選定をすること」です。
しっかりとSEO対策をした上で記事を書くためにも重要なパートとなります。
この部分が抜けると、記事自体が低品質なものになるので注意しましょう。
キーワード選定について不安があれば、[アフィリエイトキーワードの選び方]で解説しています。
STEP2:読者のニーズを考える
検索意図を通したSEOライティングのSTEP2は、「読者のニーズを考えること」です。
読者が「何故そのキーワードで検索したのか」を考える過程になります。
ここで大切なのが、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」という2つの検索意図を考えること。
- 顕在ニーズ:読者が自覚している欲求(高級時計が欲しい)
- 潜在ニーズ:読者も自覚していない欲求(羨ましがられたい)
意味に関しては上記の通りで、潜在ニーズまで訴求できると読者により刺さるSEOライティングができますよ。
先ほど示した検索意図を調べるツールを使って、ニーズを深く捉えてみましょう。
STEP3:見出しを決める
検索意図を通したSEOライティングのSTEP3は、「見出しを決めること」です。
本文を書く前にあらかじめ検索意図を踏まえた見出しを決めておくことで、記事内容の脱線を防げます。
記事作成のスピードを高めるためにも役立つので、記事全体の見出し(記事タイトルも)は決めておきましょう。
STEP4:記事作成を行う
検索意図を通したSEOライティングのSTEP4は、「記事作成を行うこと」です。
いくら記事構成や検索意図を明確にできたとしても、雑な文章では読者に刺さりません。
まずは下記のポイントは意識しておきましょう。
- 読者の顔を意識する
- 伝えたい情報を明確にする
- 読者が次に行ってほしい行動を考える
この3つを意識しておけば、読者目線を持ちつつ記事作成に取り組んでいけますよ。
記事をどんどん書きつつ、SEOライティング力を高めていきましょう。
SEOにおける検索意図の重要性と調べ方まとめ
本記事では、SEOにおける検索意図の重要性や調べ方を中心に解説してきました。
重要なポイントをおさらいすると下記のとおりです。
ココがポイント
- Googleと読者にとって喜ぶ記事を書く
- 顕在ニーズと潜在ニーズを意識する
- なぜそのキーワードで調べるのかを考える
SEOで上位表示を狙うためにも、検索意図の理解はしっかり押さえておきましょう。
今すぐできる具体的TODO
具体的TODO
- キーワードで検索して検索意図を分析
- ツールを使用して細かく検索意図を把握
- SEOライティングを意識して記事を作成
読まれるブログライティングのコツ21個【99%の初心者が出来てない】
アフィラの小言
ブログは検索ユーザーの気持ちに立って記事を書けとよく言われます。
これを具体化したのが、本記事で解説した「検索意図・検索動機」を踏まえた記事作成です。
上位表示できるブロガーは全員、この検索意図を考えて記事を作成しているので、この考え方をまず身につけるのが上達の近道です。
ツールを適切に使うことで、検索意図が想像しやすくなるので、それも活用していくと良いでしょう!