- Twitterの高度な検索の使い方を知りたい
- その他Twitter検索のコマンドを知りたい
- 検索してどんなツイート分析をすればいいか知りたい
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Twitter公式の高度な検索機能を解説
- その他検索で使えるコマンドを紹介
- 「ツイート検索⇒分析」の実例を紹介
本記事では「Twitterの高度な検索を使いこなす方法」を紹介。
読み終えれば、Twitterの検索を使いこなしてみんなにドヤ顔することができますよ(笑)
執筆者紹介
アフィラ(@afilasite)
Twitterフォロワー3.3万人で運用歴1年の私が、Twitterの高度な検索の活用について解説していきますね。
ツイート検索するツールなどを知りたい方は、[過去ツイートを検索する方法]で解説しているのでそちらを先にどうぞ!
目次
Twitter高度な検索機能の解説
Twitterの高度な検索機能について、便利な使い方を解説していきます。
コマンドを使えば、ツイートを「特定の期間」や「特定のアカウント」で絞り込むことができます。
twitter.comの検索バーに検索語句を入力します。
検索結果ページ右上の [ 検索フィルター ] 下部にある [高度な検索] をクリックするか、[その他] オプションをクリックし [高度な検索] をクリックします。
検索結果を絞り込むため、必要なフィールドに入力します(下記の役立つヒントをご覧ください)。
[ 検索 ] をクリックして結果を表示します。
PCのTwitterからだと高度な検索を使いやすいので、画像で解説していきますね。
まずは検索窓に語句を入力し「…」を押す。
次に右上に出てくる「高度な検索」をクリック。
この画面にキーワードをいれれば、高度な検索を簡単に使うことができます。
スマホからは、この後解説するコマンドを手入力すれば同じ検索が可能。
毎回手入力するのは面倒なので、良く使う検索コマンドは保存しておくことをお勧めします。
保存するには、先ほどの「…」から「検索を保存」をクリックするだけです。
保存後は、PC・スマホで検索窓を押すと「保存した検索」として表示されます。
何度も手入力しなくていいので便利な機能ですね。
本記事で紹介する検索コマンドは下記の17個です。
Twitter高度な検索コマンド17個一覧 | |
---|---|
and検索 | 複数キーワードでTwitter内検索 |
完全一致検索 | 完全一致したもののみ |
OR検索 | どちらかを含む検索 |
除外検索 | 特定のKWを除外して検索 |
言語検索 | 選択した言語で検索 |
from検索 | 特定のアカウントからの発信のみ |
to検索 | 特定のアカウント宛のみ |
@検索 | あるアカウント宛の@ツイート |
filter_replies検索 | 返信関連のツイート |
filter:links検索 | リンク関連のツイート |
min_replies検索 | 返信が○件以上 |
min_faves検索 | いいねが○件以上 |
min_retweets検索 | リツイートが○件以上 |
since検索 | 日付以降のツイート |
until検索 | 日付以前のツイート |
filter:verified検索 | 認証アカウントのツイート |
source:instagram検索 | :インスタグラムの投稿を含んだツイート |
キーワードを使った高度なTwitter検索コマンド5つ
Twitter高度な検索で、キーワードを絡めたコマンドは主に以下の5つ。
それぞれPCでの検索方法と、スマホでも使える検索コマンドを紹介していきます。
and検索:複数キーワードでTwitter内検索
Twitter高度な検索で使える方法1つ目はand検索です。
通常よくやる検索方法。スペースを空ければ複数のキーワードを含んで検索できます。
Twitter公式の高度な検索機能からは、一番上の「次のキーワードをすべて含む」に入力。
例:「アフィラ 図解」と上記の通り入れて見ます。
すると検索窓にコマンドが反映。
複数KW(キーワード)ならスペースが間に入ります。
同じ方法でハッシュタグ検索も簡単にできます(複数のハッシュタグを含みたい場合は、間にスペースを入れればOK)。
完全一致検索:完全一致したもののみ
Twitter高度な検索で使える方法2つ目は完全一致検索です。
例えばひらがなの「あふぃら」のみを検索したいとしましょう。
通常通り検索窓に「あふぃら」と入力すると、カタカナの「アフィラ」も検索結果に含んでしまいます。
これはTwitterの自動修正機能によって、近似のKWまで検索される仕様によるもの。
なので目的に応じてコマンドを使い分けていきましょう。
例:「あふぃら」だけで検索したい場合、上記のとおり入力。
コマンドは「”」(ダブルクオーテーションマーク)で囲われた形です。
上記のとおり、ひらがなの「あふぃら」のみが含まれたツイートを検索できました。
and検索に比べて精査してツイートを検索できるので、思った検索結果が得られないときは試してみてください。
OR検索:どちらかを含む検索
Twitter高度な検索で使える方法3つ目はOR検索です。
例えば「○○と△△」の内、どちらかを含むツイートを検索できます。
PC版で打つ場合は、「次のキーワードのいずれかを含む」で入力すればOKです。
演算子を手打ちするときには、KWの間にOR(前後に半角スペース)を入力しましょう。
※ORは大文字
複数のキーワードのうちどれか、または全部を含むツイートに絞り込むことができます。
除外検索:特定のKWを除外して検索
Twitter高度な検索で使える方法4つ目は除外検索です。
例えばブログというKW検索結果の中から、更新のお知らせを除外したい時。
上記の検索をすれば「ブログ」を含み、「更新」を含まないツイートを検索することができます。
検索コマンドでやる場合は、上記のように除外したいキーワードの前に「-」(半角マイナス)を入れればOK。
この他、botを除外したければ「-bot」と入れると取り除くことが出来るので便利ですよ。
言語検索:選択した言語で検索
Twitter高度な検索で使える方法5つ目は言語検索です。
使いたい場合は検索欄に検索したい言語を選ぶだけ。
現在公式機能ではプルダウンから42言語が検索可能となっています。
例えば英語を選択すると検索コマンドlang:enが入力され、英語のツイートのみ表示されます。
この「en」の部分を「ja」に変えれば、日本語のツイートのみを絞り込むことが可能。
その他、言語によって2文字のコードが決まっています。
日本語 | lang:ja |
---|---|
英語 | lang:en |
ドイツ語 | lang:de |
スペイン語 | lang:es |
オランダ語 | lang:nl |
フランス語 | lang:fr |
イタリア語 | lang:it |
中国語 | lang:zh |
韓国語 | lang:ko |
上記以外のコードは、WikipediaのISO 639-1コード一覧を参考にしてください。
特定ユーザーのツイートを探す高度なTwitter検索コマンド3つ
Twitter高度な検索で、特定のアカウントだけを絞り込む方法を紹介します。
もちろん自分のアカウントのツイートを調べることもできるので、分析に応用できますよ。
それでは1つずつ解説していきます!
FROM検索:特定のアカウントからの発信のみ
特定のアカウントのツイートだけを見たい場合はfrom検索が便利です。
Twitter高度な検索から調べたいアカウントを入力。
※アットマークは半角、もしくは入れない
コマンドとしてはfrom:アカウント名(@は不要)で検索できます。
アカウントタイムラインではリツイートなどが混在するので、純粋に発信内容を見たい時に適した検索方法です。
TO検索:特定のアカウント宛のみ
Twitter高度な検索で、特定のアカウントへの返信を絞り込むことができます。
「次のアカウント宛て」の欄にアカウント名を入力。
検索コマンドはto:アカウント名です。
例えばto:afilasiteで検索すると、私へのリプライが検索できます。
自分に来た返信や、特定のアカウントに来ている返信を検索する時に使える機能ですね。
@検索:あるアカウント宛の@ツイート
Twitter高度な検索で、「@アカウント名」を含むツイートを絞り込みできます。
TO検索と@検索の違いは、メンションツイートを含むかどうか。
検索する時は「次のアカウントへの@ツイート」にアカウント名を入力。
このように、文中に@アカウント名を含んだツイートを検索できるのが@検索です。
コマンドは@アカウント名を検索窓にそのまま入れればいいので、簡単に検索できますね。
メンションツイート(ツイート文中に@を含む形)はリプライには分類されないので、この検索方法を使いましょう。
フィルターをかける高度なTwitter検索コマンド2つ
Twitter高度な検索では、どんな形のツイートを検索するか絞り込みができます。
フィルター機能では返信の形や、リンクのあるなしを選択して絞り込むことができますよ!
filter_replies検索:返信関連のツイート
Twitter高度な検索の返信フィルターでは、検索結果に返信を含むかどうか選択することができます。
返信と元のツイートを含める | キーワードのまま検索 |
---|---|
返信のみ表示 | filter:replies |
返信を表示しない | -filter:replies |
以上のようにフィルターを設定できるので、目的に応じて活用しましょう。
もちろん検索窓にこのコマンドを打ち込んでも使用できますよ。
filter:links検索:リンク関連のツイート
リンクについても、Twitter高度な検索フィルターで有り・無しを絞り込むことができます。
リンクを含むツイートを含める | キーワードのまま検索 |
---|---|
リンクを含むツイートのみ表示 | filter:links |
リンクを含むツイートを表示しない | -filter:links |
例えばリンクを含んだツイートを除外するのであれば、「-filter:links」のコマンドを使います。
画像リンク、ブログのURLなどを含まないように設定できますよ。
高エンゲージメントのツイートの高度な検索コマンド3つ
Twitterの高度な検索では、いいねやリプライの数が多いツイートを検索できるんです。
絞り込めるのは以下の3つ。
返信が多いツイートや、バズツイートを分析して役立てることができるので覚えておきましょう!
min_replies検索:返信が○件以上
Twitterの高度な検索「min_replies検索」では、返信が多いツイートを絞り込めます。
PCでは「返信の最小件数」の欄に数字を入れ、コマンドを作成。
返信が○件以上のツイート | min_replies:(調べたい数値) |
---|
例えば「自分のツイートで10件以上リプがある」ものを検索したい場合、上記コマンドをfrom検索と組み合わせましょう。
リプライの中でも、反応をたくさん得られたツイートを調べることができます。
Twitter運用にあたってツイート内容の分析に活用できますね!
min_faves検索:いいねが○件以上
Twitterの高度な検索「min_faves検索」では、いいねが多いツイートを絞り込めます。
PCでは「いいねの最小件数」の欄に数字を入れ、コマンドを作成。
いいねが○件以上のツイート | min_faves:(調べたい数値) |
---|
例えば「自分へのリプライで10以上いいねされている」ものを検索したい場合、上記コマンドをto検索と組み合わせましょう。
返信をくれている人にもたくさんのいいねがついている、エンゲージの高いツイートを探すことができます。
min_retweets検索:リツイートが○件以上
Twitterの高度な検索「min_retweets検索」で、沢山RT(リツイート)されているツイートを探せます。
PCでは「リツイートの最小件数」の欄に数字を入れ、コマンドを作成。
リツイートが○件以上のツイート | min_retweets:(調べたい数値) |
---|
例えば「ブログ初心者というキーワードで20以上リツイートされている」ものを検索したい場合、上記コマンドを完全一致検索と組み合わせましょう。
多く拡散されている話題のツイートを検索することができます。
期間を指定する高度なTwitter検索コマンド2つ
Twitterの高度な検索では期間を設定すれば、その日付以降orその日以前のツイートを絞ることが出来ます。
もちろん「○月○日~△月△日」のように併用も可能。
この二つを使えば、期間指定が簡単にできますよ!
since検索:日付以降のツイート
指定した日付以降のツイートを検索するにはsince検索が便利です。
PCのTwitter高度な検索からは、プルダウンで日付を入力してコマンドを作成。
日付以降のツイート | since:20○○-月-日 |
---|
例えば、「今年の4月以降に自分が発信したツイートを検索」するときは、from検索と組み合わせましょう。
上記のコマンドでは2020年4月1日以降にアフィラが発信したツイートを検索することができます。
until検索:日付以前のツイート
指定した日付以前のツイートを検索するにはuntil検索が便利です。
PCのTwitter高度な検索からプルダウンで日付を入力してコマンドを作成。
日付以前のツイート | until:20○○-月-日 |
---|
例えば、「昨年の大晦日以前に自分が発信したツイートを検索」するときは、from検索と組み合わせましょう。
上記のコマンドでは2019年12月31日以前にアフィラが発信したツイートを検索することができます。
その他の高度なTwitter検索コマンド2つ
ここまでTwitter公式機能の「高度な検索」に沿ってご紹介しました。
他にも活用できる検索コマンドを2つ紹介します。
あまり知られていない高度な検索なので、知っていると周囲に自慢できるかもしれませんよ!
filter:verified検索:認証アカウントのツイート
filter:verified検索で、認証済マークがついたユーザーを検索することができます。
認証済みマークはアカウントの名前の横についている青いマーク(公式マーク)。
Twitterのブルーの認証済みバッジは、著名人のアカウントなど、世間の関心を集めるアカウントが本物であることを示します。
バッジは、アカウントのプロフィールの名前の横と、検索結果のアカウント名の横に表示されます。
著名人や企業の公式アカウントで認証バッジがついていることが多いですね。
認証アカウントのみ検索 | filter:verified |
---|
認証アカウントを絞り込むには上記のコマンドが便利。
(このコマンドは単独でも使用可能)
キーワードと組み合わせて使うと、通常検索とは違った結果が得られるので活用してみましょう。
source:instagram検索:インスタグラムの投稿を含んだツイート
source:instagram検索で、インスタグラムと連携したツイートを検索することができます。
インスタグラム投稿を含むツイート | source:instagram |
---|
このコマンドは単独で使用できないため、KWと組み合わせましょう。
例えば「デザインについてのインスタグラム投稿を含んだツイート」を検索する場合、上記のように検索。
これでInstagramと連携したツイートを調べることが出来ますよ!
Twitterで高度な検索を活用する3つの方
これまで紹介したTwitter高度な検索を組み合わせることで、ツイートの分析ができます。
- インフルエンサーの昔のツイートを調べる
- いいねが30を超えた自身のツイートを調べる
- 特定のキーワードを含んだバズツイートを調べる
「どんなツイートをすればウケがいいのか」など研究する材料になるので、メモ必須!
この記事を読めば今すぐ使うことができますよ。
インフルエンサーの昔のツイートを調べる
Twitter高度な検索を使って、インフルエンサーの過去ツイートを見てみましょう。
from:インフルエンサーのID since:2019-09-01 until:2019-09-30
たとえば、私の去年9月のツイートはこんな感じ。
(※私はインフルエンサーなのかは微妙ですが…苦笑)
from検索を使って他アカウントを分析していきましょう!
いいねが30を超えた自身のツイートを調べる
いいねがたくさん集まったツイートは、自分のアカウントでマッチしているツイート内容です。
なのでmin_faves検索を使って、自分の発信で反応が高いツイートだけを絞り込み分析するといいですよ。
from:自分のアカウント min_faves:30
例えば「自身のツイートでいいねが30を超えた」ツイートを絞り込むなら上記のコマンド。
いいね数を変えながら、どんなツイートにいいねが集まりやすいのか分析して、反応が良いツイ―トを量産していきましょう。
特定のキーワードを含んだバズツイートを調べる
Twitter高度な検索を活用すれば、バズツイートの検索も可能です。
(キーワード) min_retweets:10000
例えば、「あるKWでリツイートが1万を超えたバズツイート」を検索するにはこのコマンド。
Twitterというキーワードで10000RTをされたツイートを探すなら、上記のように入力します。
バズったツイートは理由があるものも多いので、研究を重ねれば自身でバズツイートを産むこともありますよ!
Twitterの高度な検索コマンド17個まとめ
本記事では、Twitter高度な検索について検索方法とコマンドを紹介してきました。
Twitter高度な検索コマンド17個一覧 | |
---|---|
and検索 | 複数キーワードでTwitter内検索 |
完全一致検索 | 完全一致したもののみ |
OR検索 | どちらかを含む検索 |
除外検索 | 特定のKWを除外して検索 |
言語検索 | 選択した言語で検索 |
from検索 | 特定のアカウントからの発信のみ |
to検索 | 特定のアカウント宛のみ |
@検索 | あるアカウント宛の@ツイート |
filter_replies検索 | 返信関連のツイート |
filter:links検索 | リンク関連のツイート |
min_replies検索 | 返信が○件以上 |
min_faves検索 | いいねが○件以上 |
min_retweets検索 | リツイートが○件以上 |
since検索 | 日付以降のツイート |
until検索 | 日付以前のツイート |
filter:verified検索 | 認証アカウントのツイート |
source:instagram検索 | :インスタグラムの投稿を含んだツイート |
重要なポイントをおさらいすると下記のとおりです。
ココがポイント
- Twitter高度な検索は公式機能として活用可能
- PCでは検索コマンドを自動作成する機能がある
- スマホからは高度な検索コマンドを手打ちして利用
- 高度な検索コマンドを組み合わせることでツイート分析できる
人や自分のツイートを自由自在に検索することで、ツイート分析・効果的なSNS運用に繋がります
気になるワードを見つけたら色んな角度から分析して、検索⇒分析の流れを習慣づけましょう!
今すぐできる具体的TODO
具体的TODO
- PCのTwitter高度な検索機能を開いてみる
- よく使う検索コマンドを登録
- インフルエンサーの過去ツイートを分析
- 自分のいいねが多い過去ツイートを分析
- 「分析⇒改善」のサイクルを身につける
アフィラの小言
Twitter運用でフォロワー数を伸ばしたいなら分析は必須です。
その内、ツイート分析は「ツイートアクティビティ」と本記事で紹介した「高度な検索コマンド」を活用するといいですよ。
「分析⇒改善」のサイクルが確立出来れば、Twitterをより効率的に伸ばすことが出来るので、今すぐTwitter分析を取り入れてみて下さいね!